遊んでくれてるのかからかってるのか



国際結婚をして

子どもに恵まれ

島国日本で育てる


ということになると

つきものなんでしょうけど


今日少し

モヤっとすることがありました。




今日しか行けなかったので

娘を連れて30分マッサージに行ったんです。


若い店員さんたちが2歳の娘に話しかけてくれるんだけど


「なに?英語?ハロー。ハロー!(笑)

 え?なになに?

 ルー大柴みたいになると?」と


2歳の娘に話してます。


「ワッツユアネーム?

 ワッツユアネーム?」


Nico...」

「え?なんて?アハハハ!!」




聞いてて胸が痛いんですが。




同じセリフでも

その人のそれぞれの心って見えます。



信頼関係のない間柄でからかうのはいじめと一緒ですよ。




その子はね、悪気はなかったと思う。

普段からそんなコミュニケーションの取り方なんでしょう。



普段あまり馴染みのない言語を話す子がいて

知ってる言葉を使ってみたくて

自分のレベルを自虐的に茶化すように話す。



その子は自分が楽しいから

自分の質問に目の前の子が返事してるのに

そこは重要じゃなくて


目の前の子を尊重できない。




でも

英語は娘のパパの大事な母国語。

家族の言語。




ある程度の年齢になれば自分の言語に自信を持つこともできるけれど

まだ小さいうちは、周りの反応によっては

英語を使うことに抵抗を感じるようになるでしょう。


そんな状況は覚悟していましたが

目の当たりにすると




胸が痛いんですが。




もう一つ言えば

以前サムと一緒に昔の職場である保育園に行った際

子どもたちがサムを見て

「外国人だ。」といった後

手拍子をしながら

「がーいこくじん。がーいこくじん。」と言いました。



びっくりしすぎて

言葉が出てきませんでした。



逆に私がアメリカに住んで

「日本人」って茶化されることないよね?

と聞くと


「無いよ。」




子どもたちも悪気はない。




珍しいから興奮しちゃって

むしろ嬉しそうに見えたんだけど


コミュニケーションの取り方完全に間違ってる。




インターナショナルスクールに勤めていたときに

ある保護者の方が言いました。



「うちは英語の試験などで高得点を取ってほしいわけではなく

 外国人の方を見たときに、抵抗なく関わりを持って欲しいんです。」と。



どんな国に生まれても

どんな言語を話していても

人間同士のコミュニケーション能力があれば

無駄に相手を傷つけることにはならない。




それぞれの国の

良いところも悪いところも違いますが



我が子が大きくなって将来住む国を決める際

そんな周りの対応が

ネガティブな原因にはなってほしくないなあ。



と思ったというお話でした。



















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